中2 理科 / 化学変化と原子・分子 ⑳
⑳ 金属を熱したときの質量の変化
〜 結びつく酸素には「限界」、そして「比例」の関係 〜
🎯 今日のめあて金属を熱して酸素と結びつけると、結びついた酸素の分だけ全体の質量が大きくなるよ。でも、「加熱 → 冷ます → はかる」を何度もくり返すと、やがて質量は変化しなくなって一定(横ばい)になるんだ。これは、金属の原子がすべて酸素と結びついて『酸化物』になると、それ以上は酸素が結びつけないから=結びつく酸素の量には『限界』があるんだね。さらに、もとの金属が多いほど結びつく酸素も多くなる。つまり、金属の質量と結びつく酸素の質量は『比例』の関係になっているよ。物質が結びつくときの質量には、決まった割合があるんだ。
📚 学習の進め方
- STEP 1:まずスライドと音声で全体をつかむ
- STEP 2:インフォグラフィックで要点を視覚的に整理
- STEP 3:ワークシートで自分の手で書いて確認
- STEP 4:板書まとめでテスト前にもう一度
- STEP 5:確認テストで理解度をチェック
💡 全部やらなくてOK。自分の今の理解度に合わせて好きなところから始めよう。
1スライド・音声で予習
授業のスライドを開いて、流れをつかもう。音声解説もあるよ。
2インフォグラフィックで整理
大事なポイントを1枚の図にギュッとまとめたよ。クリックで拡大できる。
3ワークシートで書いて確認
授業中に使うワークシート。穴埋めしながら理解を深めよう。
4板書まとめで復習
黒板風1枚にまとめた要点。テスト前のチェックに最適。
5確認テストで力試し!
考えて答えを書いてから、最後の「解答と解説」で答え合わせをしよう。
問1
金属を熱して酸素と結びつけると、全体の質量はどうなるか。
○ 変わらない ○ 大きくなる ○ 小さくなる ○ 予想できない
問2
金属が酸素と結びついてできた物質を、まとめて何というか。
答え:( ) (漢字3文字)
問3
「加熱 → 冷ます → はかる」を何度もくり返すと、金属の質量はやがてどうなるか。
○ 増え続ける ○ 一定(横ばい)になる ○ だんだん減る ○ もとにもどる
問4
金属の質量と、結びつく酸素の質量の間にある関係を、漢字2文字で答えよ。
答え:( )
問5
実験で、金属の粉末を皿全体に「うすく広げて」熱したのはなぜか。その理由を書きなさい。
答え:( )
問6
鉄 1.00g をじゅうぶんに熱したら 1.41g になった。鉄に結びついた酸素は何 g か。
答え:( ) (単位もつけて)
📖 解答と解説
問1
答え:大きくなる
結びついた酸素の分だけ重さが加わるので、全体の質量は大きくなる。スチールウール(鉄)を燃やすと重くなるのと同じしくみ。
問2
答え:酸化物
鉄→酸化鉄、銅→酸化銅、マグネシウム→酸化マグネシウムのように、金属が酸素と結びついた物質をまとめて「酸化物」という。
問3
答え:一定(横ばい)になる
金属の原子がすべて酸素と結びついて酸化物になると、それ以上は酸素が結びつけない。だから質量は一定になる。=結びつく酸素の量には「限界」がある。
問4
答え:比例
もとの金属が多いほど、結びつく酸素も多くなる。グラフは原点を通る直線になり、金属の質量と結びつく酸素の質量は「比例」の関係にある。
問5
答え:(キーワード:空気中の酸素・じゅうぶんにふれあわせる)
うすく広げると、金属が空気中の酸素とじゅうぶんにふれあい、酸素と結びつきやすくなるから。山盛りのままだと内側まで酸素が届かず、完全に酸化できない。
問6
答え:0.41g
1.41 − 1.00 = 0.41g。熱したあとに増えた分が、結びついた酸素の質量にあたる。
6一問一答で口頭チェック
クリック(Enter)で答えが出るスライド。友だちや家の人と、または自分で答え合わせをしよう。
7解説動画でおさらい
今日の内容を、約6分の動画でまるごと復習。聞き流すだけでも頭に残るよ。
🌱 今日の自分にチェック
- 金属を熱すと、結びついた酸素の分だけ全体の質量が大きくなることを説明できる?
- くり返し熱すと質量が一定になる理由を、「酸化物」「限界」を使って説明できる?
- 金属の質量と、結びつく酸素の質量が「比例」の関係にあることを説明できる?
- 「燃やすと軽くなりそう」なのに金属の酸化で重くなる理由を、身近な言葉で説明できる?
- 次回は「決まった割合(質量の比)」の数字を求めるよ。鉄や銅は酸素と何:何で結びつくか、予想できる?