中2 理科 / 化学変化と原子・分子 ㉑
㉑ 金属と酸素が結びつく質量の比
〜 化学変化する物質は、いつも一定の質量の比で結びつく(定比例の法則)〜
🎯 今日のめあて金属を加熱し続けても、ある回数からは質量が増えなくなったね。これは、結びつく酸素の量に『限界』があるから。では、金属の質量と、結びつく酸素の質量には、どんな『きまり』があるんだろう? グラフ(図2・図3)はどちらも原点を通る直線で、金属と酸素の質量は『比例』しているよ。さらにくわしく調べると、銅と酸素はいつも 4:1、マグネシウムと酸素はいつも 3:2 という『一定の質量の比』で結びついていたんだ。だから、決まった比より相手が多くても、余った分は結びつかずに残る(ダンスのペアで、あぶれる人が出るのと同じ!)。この『2種類の物質はいつも一定の質量の比で結びつく』という規則性を【定比例の法則】というよ。比がわかれば、実験しなくても『酸化銅1.50gから銅は1.20gとれる』のように、計算で予想できるんだ。
📚 学習の進め方
- STEP 1:まずスライドと音声で全体をつかむ
- STEP 2:インフォグラフィックで要点を視覚的に整理
- STEP 3:ワークシートで自分の手で書いて確認
- STEP 4:板書まとめでテスト前にもう一度
- STEP 5:確認テストで理解度をチェック
💡 全部やらなくてOK。自分の今の理解度に合わせて好きなところから始めよう。
1スライド・音声で予習
授業のスライドを開いて、流れをつかもう。音声解説もあるよ。
2インフォグラフィックで整理
大事なポイントを1枚の図にギュッとまとめたよ。クリックで拡大できる。
3ワークシートで書いて確認
授業中に使うワークシート。穴埋めしながら理解を深めよう。
4板書まとめで復習
黒板風1枚にまとめた要点。テスト前のチェックに最適。
5確認テストで力試し!
考えて答えを書いてから、最後の「解答と解説」で答え合わせをしよう。
問1
銅と酸素が結びつくときの質量の比は?(もっとも簡単な整数の比)
○ 2 : 1 ○ 3 : 2 ○ 4 : 1 ○ 5 : 1
問2
マグネシウムと酸素が結びつくときの質量の比は?
○ 1 : 1 ○ 2 : 3 ○ 3 : 2 ○ 4 : 1
問3
「2種類の物質は、いつも一定の質量の比で結びつく」という規則性を何というか。
答え:( ) (「〜の法則」)
問4
決まった比より酸素のほうが多いとき、余った酸素はどうなるか。
○ さらに金属に結びつく ○ 反応せずそのまま残る ○ 消えてなくなる ○ 金属を増やす
問5
銅 0.80g をじゅうぶんに加熱すると、結びつく酸素は何 g か。(銅:酸素 = 4:1)
答え:( ) (単位もつけて)
問6
酸化銅 1.50g を炭素で還元すると、とり出せる銅は何 g か。(銅:酸素:酸化銅 = 4:1:5)
答え:( ) (単位もつけて・発展)
📖 解答と解説
問1
答え:4 : 1
銅 0.80g に酸素 0.20g が結びついて酸化銅 1.00g ができる。0.80 : 0.20 をいちばん簡単な整数の比にすると、銅:酸素 = 4:1。できる酸化銅の割合は「5」になる。
問2
答え:3 : 2
マグネシウム 0.60g に酸素 0.40g が結びついて酸化マグネシウムができる。0.60 : 0.40 = 3:2。マグネシウム:酸素 = 3:2 で、できる酸化マグネシウムの割合は「5」。
問3
答え:定比例の法則
銅:酸素 = 4:1、マグネシウム:酸素 = 3:2 のように、結びつく質量の比はいつも決まっている。この規則性を「定比例の法則」という(高校化学でもっとくわしく学ぶ)。
問4
答え:反応せずそのまま残る
結びつく比は決まっているので、一方(金属)がなくなれば、もう一方(酸素)がいくら余っていても反応はストップする。余った分は結びつかずそのまま残る。ダンスでペアになれずあぶれる人が出るのと同じイメージ。
問5
答え:0.20g
銅:酸素 = 4:1 なので、酸素は銅の 1/4。0.80 × 1/4 = 0.20g。
問6
答え:1.20g
銅:酸化銅 = 4:5。4:5 = □:1.50 とすると、5×□ = 4×1.50 = 6.00、□ = 1.20g。比がわかれば、実験しなくても計算で予想できる。
6一問一答で口頭チェック
クリック(Enter)で答えが出るスライド。友だちや家の人と、または自分で答え合わせをしよう。
7解説動画でおさらい
今日の内容を、約6分の動画でまるごと復習。聞き流すだけでも頭に残るよ。
🌱 今日の自分にチェック
- 銅と酸素は 4:1、マグネシウムと酸素は 3:2 の質量の比で結びつくことを説明できる?
- 「化学変化する物質は、いつも一定の質量の比で結びつく」=定比例の法則を説明できる?
- 決まった比より一方が多いと、余った分は反応せずに残ることを、理由とともに言える?
- 図2(金属+化合物)ではなく図3(金属+結びついた酸素)のグラフで考えた理由を説明できる?
- 質量の比を使って、「酸化銅1.50gから銅は何g?」のような計算ができる?