カーボンニュートラルと発電方法 シミュレーター
出す量と吸収される量、電気の需要と供給、発電方法の組み合わせ。2050年の「実質ゼロ」への道すじを動かして考えよう。
(3年 科学技術と人間・カーボンニュートラルと発電方法)
① 実質ゼロって?
② CO₂はどこから?
③ 1日の電気
④ 発電方法の組み合わせ
⑤ わたしにできること
⑥ クイズ
いまのようす
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政府は、2050年までに温室効果ガスの排出量を全体としてゼロにする
「カーボンニュートラル」
を目指すことを、2020年に宣言した。火力発電所や工場などから排出される量から、植物などに吸収される量を差し引いて、
合計を実質的にゼロにする
こと。排出量と吸収量のバランスを保たなければいけない。
日本の二酸化炭素の排出量でいちばん大きいのは
発電所など(40.4%)
。発電所や工場、自動車や鉄道を動かすときなど、
燃料からエネルギーを得るとき
に排出されるものがほとんどである。
電力の
需要
は、毎日、毎時間、その瞬間で異なっている(1日の中でも昼と夜で大きな差がある)。需要と供給のバランスがとれないと、発電所が止まってしまい、場合によっては大きな停電(
ブラックアウト
)を引き起こす。
主な発電方法には、火力発電や原子力発電などがある。
火力発電
は発熱量が大きいが、二酸化炭素を大量に発生させ、資源に限りがある。
原子力発電
は発電時に温室効果ガスを出さないが、放射線の監視や使用済み核燃料の処理が課題。水力・太陽光・風力・地熱・バイオマスなどの
再生可能エネルギー
や、水素発電の研究・利用も進められている。
日本の発電方法の内訳(図5)では、2019年度に76%だった火力(天然ガス・石炭・石油)を、2030年度の目標では41%にへらし、再生可能エネルギーを18%から36〜38%にふやす。発電方法にはさまざまな長所と短所があり、
それらをうまく組み合わせて利用すること
が大切である。
省エネルギーを意識し、エネルギーを有効に活用することが求められている。ゼロカーボンアクション30のように、
私たちひとりひとりにできること
もある。
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