人間による活動と自然環境 シミュレーター

コウノトリやトキは、なぜ数がへってしまったのだろう? 外来生物が持ちこまれると、生態系のつり合いはどう変わるのだろう?
(3年 自然と人間・人間による活動と自然環境)

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  • コウノトリやトキは大形の肉食の鳥類で、カエルや魚、ヘビなどを食べ、食物連鎖の頂点 に位置する。江戸時代には日本各地の水辺でふつうに見られた。
  • 明治時代に 狩猟 により急激に個体数を減らした。さらに 土地開発 による水田や池・沼の減少、河川や用水路の コンクリートによる護岸、農薬散布 などによって食物となる水生生物が減少したことや、営巣に適した森林の減少、農薬による中毒などにより個体数を減らし、コウノトリは1971年に、トキは1981年に日本国内では 絶滅 した。
  • その後、中国やロシアからゆずり受けたつがいを飼育・繁殖させて野外に放鳥する取り組みが行われ、2021年には国内の野生個体はコウノトリは200羽程度、トキは400羽程度まで回復している。
  • 外来生物:もともとその地域には生息せず、人間の活動によってほかの地域から導入され野生化し、子孫を残すようになった生物。もともとその地域に生息していた生物を 在来生物 という。
  • 沖縄本島の北部では、毒ヘビであるハブの駆除を目的としてはなされた マングース が増加し、在来生物である ヤンバルクイナ を食べ、ヤンバルクイナの個体数が減少した。
  • 長い年月をかけてつくられてきた生態系では、多様な生物が複雑にからみ合い、微妙なバランスでつり合いを保っている。そのため、1種の外来生物が持ちこまれただけで、全体のつり合いが変化し、もとの状態にもどれなくなることもある。
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