気団と前線シミュレーター
2年 気象とその変化/水槽の実験・4つの前線・温帯低気圧・前線が通るときの天気
① 水槽の実験
② 4つの前線
③ 温帯低気圧
④ 前線が通る
⑤ 閉そく前線
⑥ クイズ
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空気が大陸上や海上に長期間とどまると、気温や湿度が広い範囲でほぼ一様な空気のかたまりになる。これを
気団
という(教科書200ページ)。
性質のちがう気団が接しても、
密度がちがう
ためすぐには混じり合わず、境界面ができる。これを
前線面
といい、前線面と地表面が接したところを
前線
という(200ページ)。
冷たい空気(寒気)は密度が大きいので
下
に移動し、あたたかい空気(暖気)は密度が小さいので
上
に移動する(200ページ 図1 の水槽の実験)。
雲は、水蒸気をふくむ空気のかたまりが上昇することでできるので、
暖気が上昇する前線の付近
では雲が多くなる(201ページ)。
前線は4種類。
寒冷前線
(寒気が暖気の下にもぐりこむ)・
温暖前線
(暖気が寒気の上にはい上がる)・
閉そく前線
(寒冷前線が温暖前線に追いつく)・
停滞前線
(ほとんど動かない)(201ページ 図3)。
中緯度帯で発生する、前線をともなう低気圧を
温帯低気圧
という。日本列島付近では中心の
南東側に温暖前線
、
南西側に寒冷前線
ができることが多い(202ページ)。
温帯低気圧の周辺では、中心に向かって
反時計まわり
に風がふきこむ。低気圧は
西から東
へ進みながら発達する(202ページ 図2)。
寒冷前線付近では暖気が急激におし上げられ、強い上昇気流が生じて
積乱雲
が発達する。
強い雨が短時間
に降り、強い風がふくことが多い。通過後は北寄りの風がふき、気温は下がる(202ページ)。
温暖前線付近では暖気の上昇がゆるやかなため、
乱層雲や高層雲
など層状の雲が広範囲にでき、
弱い雨が長時間
降り続くことが多い。通過後は南寄りの風がふき、気温は上がる(203ページ)。
低気圧が近づいてくるときの雲の変化は、
うすい雲(巻雲)から厚い雲(高層雲・乱層雲)へ
と変化する(202ページ)。
寒冷前線は温暖前線より速いので、やがて追いついて重なり
閉そく前線
ができる。地表が寒気でおおわれると上昇気流が発生しなくなり、温帯低気圧は衰退する(203ページ)。
前線が通過すると、その地域をおおう空気のかたまりが入れかわるので、
気温・湿度・気圧・風向
などの気象要素が急激に変化することが多い(203ページ)。
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